バクスター×ナースの星WEBセミナー
敗血症及び急性腎障害(AKI)における血液浄化とそのマネジメント 8/30 LIVE配信

■講演1:(約20分)
演題:
持続腎代替療法(CRRT)の装置及び血液回路の特徴とその管理マネジメントのコツ

演者:
東京西徳洲会病院 臨床工学科 係長 徳吉 光示 先生

抄録
各社から販売されている血液浄化装置や血液回路には様々な機能や特徴が存在します。当院でもバクスター社の血液浄化装置を使用していますが、専用回路はプレコネクト式となっており、返血側チャンバーはダウンタイム減少が期待できる形状となっています。
また、閉鎖式回路システムを採用した排液バッグを使用する事により、多くの施設で運用されてきた排液タンク(バケツ)を使用する方式よりも医療安全、感染対策の視点から有益であると考えられます。
今回、バクスター社の血液浄化装置に関する特徴と管理マネジメントについて自施設例をご紹介いたします。

■講演2:(約40分)
演題:
これでわかる!敗血症の病態と血液浄化法の 施行根拠

演者:
藤田医科大学医学部 臨床免疫制御医学講座 准教授
藤田医科大学大学院 保健学研究科 教授(兼任)
第34回 日本急性血液浄化学会総会大会長 森山 和広 先生

抄録
2016年に敗血症は、病原体そのものの障害というよりは、病原体を排除しようとする過剰な免疫反応により生じる病態であり、“制御不能な生体反応”に起因する臓器障害であると定義された。敗血症は複雑な病態であるため“難しい“と感じることも多いが、“細胞死”などいくつかの切り口を加えると、”これでわかる!”となることをお示ししたい。
敗血症に対する血液浄化法で救命率向上のエビデンスを示したものはなく、経験的な治療の域をでていない。しかしながら、生理学や敗血症の病態研究に立脚した経験的な治療の集積により治療成績が向上することも期待される。本講演では、敗血症患者の腎保護を目的として施行される持続的血液濾過(透析)が施行される背景や根拠につき解説する。

■質疑応答:(約10分)
参加者の疑問や質問に答えるトークセッション

【開催概要】
配信日: 8月30日(水)19:00~20:10 ライブ配信(開場:18:30)
※20:10までにログインいただきますと、21:20まで追いかけ再生にてご視聴いただけます。
講演時間:約70分(講演60分+質疑応答10分)
費用:無料
申込締切:8月29日(火)17:00まで
視聴環境:スマートフォン、PC、タブレットからのWEBアクセス(ZOOMは使用しません)
対象:ICU勤務の看護師、クリティカルケア認定看護師など

共催:バクスター株式会社/メディバンクス株式会社
JP-AT1-230028V1.0