PICSを回避する栄養療法とは? 2月20日~21日

クリティカルケアシリーズの新シリーズ
新しいエビデンスを元に、最前線のクリティカルケアを学べるプログラム
「PICSを回避する栄養療法とは?」

イントロダクションを本セミナーを企画した公立大学法人 福島県立医科大学附属病院 急性・重症患者看護専門看護師 井上貴晃先生に講演いただきます。
講演1では、『栄養療法という歯車を回す方法①「管理栄養士が考える成功のカギと実際について」』と題し、同病院のICU専任管理栄養士 NST専門療法士の一ノ瀬仁美先生にご講演いただき、講演2では、『栄養療法という歯車を回す②「NSTチームに所属するICU看護師が考える成功のカギと実際について」』と題し、同病院のNSTチーム所属 三瓶菜摘先生から、実際に病院で行った取組事例について、管理栄養士と看護師としての立場からご講演いただきます。
管理栄養士だけでなく、看護師や医療に従事する皆様にもご視聴いただけましたら幸いです。
皆様からのお申込みをお待ちしております。

【井上先生よりメッセージ】
『集中治療後症候群:PICS』
これは急性・重症疾患をきたし、集中治療を受けて懸命に闘った患者さん・家族に生じる後遺症のことです。
救急・集中治療領域で勤務しているみなさん、またはポストクリティカルを担う後方病棟で勤務しているみなさん、PICSについて、どこまで知っていますか?PICSで重要なのは予防と言われていますが、実際は予防できないケースも多く、そのような場合には早期改善を目指していくことが必要になります。
では、PICSを回避、あるいは最小限に抑えるため重要な『歯車』は何でしょうか?
『歯車』は幾つもありますが、そのうちの1つは『栄養療法』ではないでしょうか。
でも、栄養療法って、医師や管理栄養士の仕事じゃないの?看護師には関係ないんじゃない?って思っていませんか?
実は、栄養療法における看護師の役割は非常に重要なのです。『栄養療法』という歯車がきちんと機能するためには、医師、管理栄養士はもちろん、私たち看護師も必要なのです。
PICS予防・早期改善を目指し、看護師としてできることを私たちと一緒に考えていきましょう!

イントロダクション:集中治療後症候群(PICS)と栄養療法という歯車
演者:福島県立医科大学附属病院 看護部 集中治療部 急性・重症患者看護専門看護師
井上 貴晃 先生

内容:
・急性・重症患者の『その後』に何が起きている?
・身体機能障害が『その後』の生活に与える影響
・栄養療法はPICS予防・早期改善における歯車の1つ

講演1:栄養療法という歯車を回す方法①
「管理栄養士が考える成功のカギと実際について」
演者:福島県立医科大学附属病院 栄養管理部 ICU専任管理栄養士(循環器病棟、PICU兼務) NST専門療法士
一ノ瀬 仁美 先生

内容:
・PICSと栄養療法の関係
・急性期に栄養管理が必要な理由
・ガイドラインの観点から急性期の栄養療法を考える
・急性期の栄養評価と投与法

講演2:栄養療法という歯車を回す②
「NSTチームに所属するICU看護師が考える成功のカギと実際について」
演者:福島県立医科大学附属病院 看護部 集中治療部 NSTチーム所属
三瓶 菜摘 先生

内容:
・ICUへ入室する急性・重症患者の特徴とPICS
・PICS予防・早期改善の視点①:Over FeedingとUnder Feeding
・PICS予防・早期改善の視点②:ABCDEFバンドルに『feeding』を組み込む

■開催概要
開催日時:2024年2月20日(火)11:30~2月21日(水)12:00
※上記時間帯が再生可能となります。
※時間内は何度でも視聴可能です。

動画再生時間:約100分

定員:3,000名(先着順)

対象:ICU、HCU、救命救急、外科病棟などの急性期の看護師全般、管理栄養士、他すべての医療従事者

視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは不要です)

申込締切:2024年2月20日(火) 17時00分

費用:視聴無料 / レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)