ナースの星がお届けする、看護師のための学べる情報誌！ナースマガジン34号発行！

今回お届けするナースマガジン3４号の巻頭特集は、杏林大学医学部付属病院師長皮膚・排泄ケア認定看護師丹波光子先生のご監修による「オストメイトへの外出支援～自信をもってでかけられるように～」です。

オストメイトの外出についての不安や悩みは外来・病棟ともに多く聞かれるかと思いますが、今回は外出に関する不安を軽減できる声かけのポイント、タイプ別の指導について着目してみました。オストメイトと関わる機会が少ない専門外来や病棟以外のナースの方にも、今日から実践していただける具体的な指導・支援についてご紹介しておりますのでぜひご活用いただけますと幸いです。

今号では、退院支援セミナーで大人気の宇都宮宏子先生に司会を務めていただき「歯科併設の無い急性期病院における地域一体型口腔ケア体制の取り組み」について荻窪病院と杉並区歯科医師会会長を交えた座談会模様をお届けします。

「タクティールケア」の連載第3回は、「足のタクティールケアが生んだ緩和ケア効果」。がん終末期患者の事例をもとにタクティールケアが生んだ信頼関係構築・緩和ケアの効果をお届けします。看護師として経験を積んでいても終末期患者への介入は日々振り返りが多いことかと思います。終末期だけでなく全ての看護ケアに活用できる内容となっております。

その他、連載の「栄養療法の豆知識（モリブデン）」、「今日から始めるセルフケア」に加え、前号に引き続き「ナース編集者が行ってみました！」では大学に付属する鍼灸外来の実態を掲載。

また「訪問看護ステーションレポート」では、近年幅広い分野で期待されているICTを訪問看護で活用されている看護師に取材。TOPICではCOVID-19について横浜市立大学医学群教授らの研究発表を紹介しております。