【再配信】HOSPITAL INNOVATION 2023
~メヂカルフレンド社『看護展望』連載コラム記念講演~
看護管理シリーズ実践編 第1部・第2部  4月19日~26日

本セミナーは、ナースの星WEBセミナーとして配信した、看護管理シリーズ「看護管理者の経営視点と仕事力を高める具体策」の実践編として、2023年6月17日に対面セミナーとして実施した「メヂカルフレンド社『看護展望』連載コラム記念講演」を収録したものです。

今回の実践編では、病院ブランドを向上させ、患者さんも職員も集まるマグネットホスピタルの実現に向けての第一歩として、 看護管理者の経営参画と働き方改革にフォーカスをあてています。
是非この機会に、第1部と第2部どちらもご視聴頂けましたら幸いです。 

開催日:4月19日(金)11:30~4月26日(金)12:00まで


看護シリーズ実践編 第1部

講 演:
~事例に学ぶ、正しい運用とその理解~
医療職のためのBSCの実践

内 容:
1.BSC理論の「なぜ」を理解し、部下や同僚に説明できるようになる
 戦略を現場の言葉に置き換えるBSC
 BSCの特徴1:基本の4つの視点 院長も看護部長もBSCを導入するときにしっかり腹を決めておくこと
 BSCの特徴2:先行指標と成果指標(結果指標・遅行指標) 
 BSCの特徴3:先行指標と成果指標のから導き出される因果連鎖
 BSCの特徴4:組織内におけるバランスト・スコアカードの因果連鎖
 BSCの特徴5:ダブル・ループ学習

2.現場のBSCの課題を解決できるようになる
 課題1:S.W.O.T.分析がうまくいかない
 課題2:BSCは目標管理という間違った理解
 課題3:個人でもBSCを使用したい。 BSCはどの組織でも使用できますか?
 課題4:BSCを導入すれば、黙っていても稼働するわけではない
 課題5:ミッションビジョンが浸透しない
 課題6:BSCを導入したからといって、それだけではコミュニケーションは改善されない

演 者:髙橋 淑郎 先生
日本大学  特任教授
一般社団法人 日本医療バランスト・スコアカード研究学会 前理事長

髙橋 淑郎 氏 プロフィール
日本大学大学院商学研究科博士課程単位取得後、杏林大学医学部助手、カナダ・トロント大学医学部リサーチ・フェロー、トロント大学医学部ヘルス・アドミニストレーション学科アシスタント・プロフェッサー、国際医療福祉大学医療福祉学部教授をへて日本大学教授。現在、日本大学特任教授として、大学院と学部で活動している。
研究テーマ:「BSCによる病院経営」というテーマで、病院経営分析、病院経営改善、病院経営戦略、医療政策等の研究を融合させている。
主な著書:
医療職のためのバランスト・スコアカード実践マニュアル メヂカルフレンド社 2022年 
バランスト・スコアカードによる持続可能な病院経営 中央経済社  2021年
非営利組織と営利組織のマネジメント 中央経済社 2020年 


看護管理シリーズ実践編 第2部

講 演:
実務で使えるワークとツール
 ~明日から始める!看護管理者の業務整理と段取り力

内 容:
1.業務改善と段取り力 ~業務改善の前に、一人ひとりの仕事の見える化が必要~
残念職場の「あるある」事例①②③

2.一人ひとりの仕事を見える化=段取り力
管理者の段取り力による影響 
段取り力の理解 ①管理職の仕事を再考する ②仕事のしくみを理解する ③仕事の遅延を分析する(個人ワーク&グループ共有あり)

3.仕事を管理する。
“仕事のしくみ”を理解する〜両極併存で考える〜
コミュニケーションをスムーズにする。 “ワークスタイル”を理解する(個人ワークあり)

4.仕事の遅延を分析する 消極性(弱点)の把握と改善
優先順位づけ(個人ワーク 遅延の棚卸し)&(グループワークあり)

5. 段取り力を磨く ~管理者が仕事の優先順位、役割分担を明確にするだけで組織の生産性は向上する〜

6.《個人ワーク&グループワーク》タイムログ演習 ・仕事の見える化・優先順位

7.タイムログ分析における問題点の対処法

8.《モチベーション》仕事の質を高める段取り力への影響

演者:永瀬 隆之 先生
(株)フェアアンドイノベーション 代表取締役
(公)日本医業経営コンサルタント協会 東京都支部 理事
認定登録 医業経営コンサルタント

永瀬 隆之 氏 プロフィール
大手メーカーで営業、マーケティング、新規事業立ち上げ等を経験後、野村総合研究所で研究員およびコンサルタントとして活躍し、現在に至る。専門領域はダイバーシティマネジメントと病院の組織活性化支援で特に総合病院のコンサルティングにおいて豊富な実績を持つ。
【執筆・講演活動】
◆日本医業経営コンサルタント学会 2019年度東京大会 最優秀賞受賞
看護のチカラ:2022年8月号「できる看護師を定着させる工夫」
 「病院ブランドを高める看護組織のつくり方」メヂカルフレンド社2016年6月発刊
◆ 各地域看護協会の認定看護管理者セカンド、国立病院機構本部、JA厚生連、日本医療福祉生協、日本赤十字本部、日本看護管理学会学術集会 など