透析シリーズ「慢性腎臓病患者との関わり方」③臨床倫理・意思決定支援〜維持期〜
3月26日~27日

企画・コーディネーターとして日本腎不全看護学会の理事を務める薄井園先生に関与いただき、「慢性腎臓病患者との関わり方」を大テーマに、透析現場の看護師が看護の本質的な部分から具体臨床まで学べる内容で企画させていただいております。

今回は、昨年11月に配信し、大変好評を得た「臨床倫理・意思決定支援」の続編で、維持期における意思決定支援です。腎代替療法選択後の維持期を中心に、慢性腎臓病患者の特徴と課題や意思決定支援のあるべき姿、そして医療者はどう対処すべきかなど、看護のありかたを考える場を作りたいと考えております。

薄井 園 先生に座長をお務めいただき、地方独立行政法人長野市民病院 透析看護認定看護師(腎臓病療養指導士/腎代替療法専門指導士)で日本腎不全看護学会の理事でもある飯田美沙先生に【高齢末期腎不全患者の腎代替療法選択における意思決定支援の実際】と題し、ご講演いただきます。

講演後には、薄井先生、飯田先生が皆様からの質問&疑問にお答えするトークセッションも予定しております。透析に関わる看護師だけでなく、全ての医療従事者に、学びと在り方について考えていただく機会にしていただけましたら幸いです。

現在、皆様からの質問や疑問も受け付けておりますので、是非質問投稿も併せてお早目にお申し込みをお待ちしております。

座 長:
公立学校共済組合 東海中央病院
透析看護認定看護師/慢性腎臓病療養指導看護師
薄井 園 先生

■演 題:
腎代替療法の維持期にある慢性腎臓病患者の意思決定支援の実際

演 者:
地方独立行政法人 長野市民病院 看護部
名古屋市立大学 慢性看護学 研究員
透析看護認定看護師/腎臓病療養指導士/腎代替療法専門指導士
飯田 美沙 先生

飯田先生からのメッセージ:
2022年の透析療法を開始し維持期にある患者数は、前年に比べ減少に転じましたが、人口100万人あたりの有病率は台湾、韓国に次いで世界3位です。また、透析歴10年以上の患者割合は27.6%に増え、日本の高い医療水準により、透析患者の長期延命に成功しています。慢性腎臓病の長い経過の中で、様々な意思決定を求められてきた腎代替療法の維持期にある患者の特徴を踏まえ、予測される意思決定の場面から医療者の関わりについてお伝えします。

内 容:
・末期腎不全となった高齢者の生き方の選択としての意思決定支援について
・腎代替療法選択における意思決定支援はどうあるべきか
・高齢末期腎不全患者が抱える問題に医療者はどう対処すべきか

参加者の疑問や質問にお二人の先生が答えるトークセッション(約15分)
申込フォームから先生方への質問を登録することができます。
質問は2月22日(木)締切となりますので、お早目にお申し込みください。
ご質問はセミナー申込フォームから投稿することができます。是非質問のご投稿をお待ちしております。

■開催概要
開催日時:3月26日(火)11:30~3月27日(水)12:00
※上記時間帯が再生可能となります。
※時間内は何度でも視聴可能です。

動画再生時間:約60分 

定員:3,000名(先着順)

対象:透析に係る看護師及び、医療従事者全般

視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは不要です)

申込締切:3月26日(火) 17:00

費  用:視聴無料
レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)