【再配信】脊髄損傷患者のリハビリテーション最前線①6月20日 & ②6月27日

脊髄損傷受傷直後は、障害部位の安静を保持しながら呼吸・循環病態の管理が第一優先となりますが、急性期を脱すると社会生活に向けて、 身体活動・活動範囲の拡大へと脊損者の生活過程が大きく変化します。また回復が進んで活動量が拡大すると、褥瘡発症を引き起こす生活要因も多様化するため、予防方法もその状況に応じたものが求められています。
脊髄損傷に関わる看護師だけでなく、全ての医療従事者にご視聴いただき、ありかたについて考えていただく機会にしていただけると嬉しく思っております。是非お申し込み頂けましたら幸いです。 

対象:医療従事者全般
動画再生時間:各約60分
視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは不要です)
申込締切:各配信日初日の17時
費用:視聴無料/レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)

①脊髄損傷の治療と看護最前線

■講演:脊髄損傷の治療と看護最前線
■演者:独立行政法人国立病院機構 村山医療センター
皮膚・排泄ケア認定看護師 小泉 亜理沙 先生

■内容:
・褥瘡の概要
・脊髄損傷患者特有の褥瘡リスク
・当院の看護の実際(褥瘡に関連する設備、体圧分散寝具、MDRPU予防)

【演者よりメッセージ】
脊髄損傷患者を取り巻く環境は、ここ数十年で変化しています。受傷後は生涯をとおして褥瘡予防行動をとる必要があり、指導的な介入は非常に重要であるといえます。脊髄損傷受傷後から退院まで、どのような看護を提供しているのかお伝えいたします。

■開催日時:6月20日(木)11:30~翌21日 昼12:00

②褥瘡発生の再発を繰り返す脊髄損傷患者の褥瘡ケアと予防ケア

■講演:褥瘡発生の再発を繰り返す脊髄損傷患者の褥瘡ケアと予防ケア
~車いすユーザーの褥瘡管理に焦点を当てて~
■演者:独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院
手術室・中材 看護師長 皮膚・排泄ケア認定看護師 佐々木 由美子 先生

■内容:
・褥瘡ケアに必要な基本事項
・褥瘡発生時のアセスメント
・車いす坐位における褥瘡の問題とは
・褥瘡ケアの実際

【演者よりメッセージ】
脊髄損傷患者は車いすでの坐位が生活の主体となるため、坐骨結節部、仙骨尾部、大転子部に褥瘡が発生しやすい状況にあります。また、一度褥瘡が発生すると、治癒後に再発を繰り返すことも特徴です。今回は、在宅復帰・社会復帰を果たし、車いすでのライフスタイルが確立していた患者に発生した坐骨部褥瘡のケアについてお伝えします

■開催日時:6月27日(木)11:30~翌28日 昼12:00