ICNJ2026にて感染管理VRを活用した研究成果が発表されました

2026年5月29日・30日に開催された「第14回日本感染管理ネットワーク学会学術集会(ICNJ2026)」において、当社が開発・提供する感染管理VR教材を活用した研究成果が発表されました。

今回の学会では、当社が開発・提供する感染管理VR教材を活用した研究成果として2演題が発表されました。

いずれも実際の医療現場で教材をご活用いただいた事例であり、感染対策教育への新たな活用可能性が報告されています。


発表①
O05-3

VRを活用した手指衛生直接観察教育の有用性
~看護師を対象とした検討~

発表者:
甲谷 千恵子 先生
(社会医療法人愛仁会 明石医療センター)

共同演者:
仁木 達也 先生
杉田 扶希子 先生
畠山 由記久 先生

感染管理認定看護師(ICN)が不在の施設において、VR教材を活用した教育の有効性を検証した研究です。

手指衛生の直接観察法を体験的に学ぶことで、観察技術の向上や教育の均質化につながる可能性が報告されました。


発表②
O05-4

VR動画視聴研修による直接観察スキル獲得効果の検討

発表者:
村上 聡 先生
(隠岐広域連合立 隠岐病院 看護部)

隠岐医療圏の施設において、リンクナース等を対象にVR動画を活用した直接観察教育を実施し、その効果を検証した研究です。
研修後は手指衛生機会の観察精度向上や、観察者間のばらつき減少などが報告され、直接観察法教育へのVR活用の有用性が示されました。


当社の感染管理VRについて

当社では、感染対策教育の標準化と学習機会の拡大を目的として、感染管理認定看護師の先生方とともに感染管理VR教材の開発を進めています。
直接観察法を「知識として学ぶ」だけではなく、「体験しながら学ぶ」教材として届けたいという思いから、2023年夏より企画を開始し、2024年2月に撮影を行いました。
現在は、
・研修動画による基礎学習
・VR/360度動画による疑似体験
・E-learningによる振り返り
を組み合わせた学習コンテンツとして整備を進めています。

VRサービス第1弾
「手指衛生・環境衛生 感染管理VR」

ICNによるICTラウンドを疑似体験しながら、手指衛生の直接観察法を学ぶことができる教材です。

ICNが不在の施設でも、「体験しながら学べる感染対策教育」を目指して開発を進めています。

現在、感染管理VRについては、VRゴーグルを用いた体験だけでなく、ブラウザで学習可能な360度動画やE-learningを含めた教育コンテンツとして整備を進めています。

また、感染管理認定看護師の先生方を対象とした体験型イベントについても準備を進めています。VRゴーグル版・ブラウザ版の両方を実際に体験いただきながら、感染対策教育について情報交換できる場になればと考えています。

さらに、今回の学会発表をきっかけとして、今後もICNJや各地域の学会・研究会等において、活用事例や教育効果の発信を継続していきたいと考えています。

本教材は、感染管理認定看護師の先生方と共同で開発を進めている教育コンテンツであり、今回の学会発表は、実際の医療現場における活用事例として報告されたものです。

今回、実際の医療現場で教材をご活用いただき、その成果が学会発表につながったことを大変嬉しく思います。
引き続き、医療現場の教育支援につながるコンテンツ開発と普及活動に取り組んでまいります。

写真左から
開発者:宮坂健太朗
発表者:甲谷千恵子先生(明石医療センター)
発表者:村上聡先生(隠岐病院)
出演者兼台本協力:田中謙治先生(マックール野崎病院)
出演者兼台本協力:鈴木徳洋先生(市立豊中病院)
清水徹也(メディバンクス株式会社)


関連情報
感染管理VRの活動状況や開発の様子は、Instagramでも発信しています。

Instagram
https://www.instagram.com/taiken_nursing

感染管理VR紹介ページ(※現在整備中)
https://medibanks.sakura.ne.jp/ICT360/


企画・監修

四宮 聡 先生
(箕面市立病院 感染管理認定看護師)


撮影協力

(撮影当時/全員 感染管理認定看護師)

医療法人協和会 小川 順子 先生

済生会千里病院 橋本 渚 先生

マックール野崎病院 田中 謙治 先生

大阪はびきの医療センター 橋本 美鈴 先生

箕面市立病院 野瀬 正樹 先生

箕面市立病院 島田 和香子 先生

市立豊中病院 鈴木 徳洋 先生