牧野先生の食支援セミナー3部作
7/26より再配信決定!

本講演は三部作で構成されております。
第1部では、食べる機能を評価し、適切な調理とその確認法。
第2部では、現場における介助や手元調整について解説しています。
第3部ではまとめとして、難問とされる、対象者の食べる機能に合わせた 食形態の提供が不可能になった対象患者への効果的な支援について、 分かりやすく解説されております。

あなたは対象者の食べる機能に合った食事を提供していますか? 見栄えがよい、美味しい、これは食事の基準です。 食事を摂取するとき大事なことが食形態ですが、対象者の食べる機能に合わせ、 料理のみためや味の良さにもこだわらなくてはいけません。
本講座では摂食嚥下機能と食形態(嚥下調整)について、嚥下食を理解するためのメカニズムとキーワードから、対象者の食べる機能と食形態との対応まで、 受講者の皆さんがどのように嚥下食を展開したらよいか等を、皆様の今後のケア活動に役に立てればと思います。

演者:愛知学院大学 心身科学部健康科学科 准教授 牧野 日和 先生

対象:摂食・嚥下障害認定看護師、NSTの看護師、栄養士・医師、訪問看護師、在宅支援診療所看護師、認知症ケアに関わる医療従事者、介護職の方など全般

費用:視聴無料/レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)

申込〆切:各開催日初日の17:00まで

※セミナーごとのお申込みです。

第1部:対象者の食べる機能と嚥下調整食の対応~フードスタディで調理や介助のコツをつかむ

内容:
・嚥下調整食 選択のポイント
・ヒトの食べる機能
・食形態を理解するための解剖生理
・4つのキーワード 食塊 駆出 集積 反射 ・食形態の基礎知識と応用
・対象者の食べる機能と食形態との対応

開催日時:7月26日(水)11:30~7月27日(木)12:00

第2部:対象者の目の前で 適宜おこなう手元調整~刻々と変化する機能に対応する

内容:
・目で見る嚥下調整食基準
​・嚥下調整食の設定(アセスメント)の実情(課題)
・嚥下調整食設定の視点
・食べる機能と嚥下調整食設定のポイント
・嚥下スクリーニング検査との相関性(改訂水飲みテストと反復唾液嚥下テストの妥当性)
・対象者の機能低下に合わせる手元調整
​・手元調整例

開催日時:8月2日(水)11:30~8月3日(木)12:00

第3部:家で施設で。調理展開で最期まで食べるを支える・地域で支えるこれからの嚥下調整食

内容:
・調理の展開(常食⇒すりつぶし⇒押しつぶし)
​・食品特性を知り、移送をイメージする
​・食品物性の継時変化
​・トロミの付け方
​・これからの嚥下調整食分類の在り方
​・これからのとろみ分類の在り方
​・摂食嚥下機能の特徴

開催日時:8月9日(水)11:30 ~ 8月10日(木)12:00