新作セミナー「クリティカルケアのありかた~早期離床を目指して~」3月24日

ナースの星では、よりよいケアを患者様に提供したいという想いを持つ看護師を含む医療従事者の方を応援するために、定期的にWEBセミナーを開催しています。今回は看護師や管理栄養士向けに重症患者の栄養療法に関するセミナーを企画いたしました。

このセミナーは東邦大学医療センター大森病院 栄養治療センター 部長 鷲澤尚宏先生(日本臨床代謝栄養学会 理事)を座長に据え、神戸大学医学部附属病院 救命救急センター センター長であり2023年 日本臨床代謝栄養学会 学術集会総会の大会長を務められる小谷穣治先生(日本臨床代謝栄養学会 理事)に 【重症患者の栄養療法】と題し、早期経腸栄養、その投与量、静脈栄養の是非などを日本版重症患者の栄養療法ガイドラインに基づきご講演いただきます。

最近特に注目されている至適タンパク投与量や運動療法について、このガイドラインを紐解きながら最新のエビデンスを紹介いただきます。またそれらを実践するための工夫についてもご紹介いただくためクリティカルケアに関わる看護師の方や管理栄養士の方に役立つ内容となります。講演後にお二人の先生のトークセッションも予定しております。是非お申込みいただけましたら幸いです。

■座 長:
東邦大学医療センター大森病院 栄養治療センター 部長  鷲澤 尚宏 先生

■講 演
重症患者の栄養療法:ガイドラインの概説と実践の工夫

■演 者:
神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野 教授
神戸大学医学部附属病院 救命救急センター センター長 小谷 穣治 先生

<抄 録>
重症病態では炎症を乗り越え創傷を治癒するために多くのエネルギーや栄養基質を必要とするが、その代謝動態は正常状態とは全く異なる。急性期の栄養代謝管理が治療成績に影響することが多くの研究で明らかとなり、いまや栄養療法、栄養治療と呼ばれるようになった。診療報酬でも2020年から特定集中治療室を対象に早期栄養介入管理加算が算定され、2022年には対象ベッドが救命救急入院料加算、HCU加算、SCU加算、小児特定集中治療加算に拡大され、ますます重症患者の栄養療法の重要性が認識されている。さらに、その要件として「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン(日本集中治療医学会)を参考とすること」が挙げられている。このセミナーでは、早期経腸栄養、その投与量、静脈栄養の是非などに加えて最近特に注目されている至適タンパク投与量や運動療法 についてこのガイドラインを紐解きながら最新のエビデンスも加えて概説し、またそれらを実践するための工夫を紹介する。

■参加者のギモンや質問にお二人の先生が答えるトークセッション(約15分)
申込フォームから先生方への質問を登録することができます。
質問は2月9日締切となりますので、お早目にお申し込みください。

■開催概要
開催日時:3月24日(金)11:30~21:00
※上記時間帯が再生可能となります。
※時間内は何度でも視聴可能です。

動画再生時間:約65分

定員:1,000名(先着順)

対  象:NST 、ICU看護師、ICU管理栄養士 ICUに関わる管理栄養士、看護師、薬剤師など

視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは不要です)

申込締切:3月23日(木) 23時59分

費  用:視聴無料

レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)