ナーシングケアセミナー アルケア身体抑制低減活動(3回シリーズ)
急性期から介護施設、在宅まで「身体的拘束の最小化」を実践するポイント

アルケア社は2019年より「身体抑制低減活動」としてセミナーなどを開催してまいりました。今回の改定に際しみなさまのご要望にお応えして、「身体的拘束」に関して「制度」と「学問(理論)」の両軸で3回シリーズでのセミナーを緊急企画しました。
2024年度の診療報酬改定で「身体的拘束の最小化」が入院基本料に「減算(40点)」の形で組み込まれることになり、「急性期看護補助体制加算」「認知症ケア加算」「看護補助体制充実加算」等でも運用が改定されます。在宅では訪問看護に「身体的拘束等の原則禁止」が明文化されます。これら「身体的拘束」については、2006年のW改定時に介護報酬で「身体的拘束廃止未実施減算」で新設され、算定方法の改定を経て、今回の改定では「ショートステイ」等にも拡大されるという経緯であり、医療と介護の一貫した取り組みとなります。2002年の「入院診療計画」「褥瘡対策」「感染対策」「医療安全体制」の4大減算以来、22年ぶりの「減算」規定に慌てることなく、専門家の「学問(理論)」を取り入れながら、6月1日の施行にむけて「制度」と「学問(理論)」の理解と準備を進めていただければと思います。

第一回(4月5日(金))は、配信当日段階での情報をもとに、「入院基本料」「認知症ケア加算」「身体的拘束廃止未実施減算」等の「身体的拘束」に関わる診療報酬、介護報酬等での規定の解説と、併せて主たる各種チーム医療・タスクシフトについても概要を解説します。

第二回(4月17日(水)~)は、専門のお二人の先生から、「調査研究からみる身体的拘束最小化チームのヒント」として、理論面、実践面から講義いただきます。

第三回(5月27日(金)~)は、診療報酬改定、介護報酬改定等の、疑義解釈も出そろった段階で、実運用を解説いたします。

看護管理者、認知症看護認定看護師、医療安全管理者、身体的拘束最小化チーム等、身体的拘束に関係するみなさまのご参加をお待ちいたします。

*1回お申込いただくとすべての配信に関するご案内を受け取ることができますが、各回配信期間が決まっておりますので、配信期間終了に間に合うように申込をお願いします。

<第一回>
4月5日(金)19:00~20:00 ZOOMを使用したLIVE配信
講演:「身体的拘束」・「タスクシフト」に関わる診療報酬・介護報酬の概要
演者:アルケア株式会社 ウンド&ナーシングケア事業本部 高水 勝

<講演抄録>①「身体的拘束」に関わる基本料、加算等の各規定の整理、②タスクシフトの実践:働き方改革、特定看護師、NP等の正しい理解と整理、の2つについて、LIVE配信の良さを生かし、当日までの診療報酬等の疑義解釈を反映してお話いたします。

<高水 勝 プロフィール>
1985年:東レ・メディカル株式会社入社、1989年-2023年:スリーエムジャパン株式会社、2023年11月よりアルケア株式会社。現在に至るまでに医療環境/医療行政分析、マーケットアクセス(薬事・保険戦略)などの領域を担当する。専門領域である医療行政全般、医療マネジメント、医療安全、創傷被覆材に関して、学会や業界で各種委員等の活動も広く行っており、医療機関、学会、大学等での講演活動は年間50本にも上る。

配信方法:LIVE配信(後日見逃し配信あり)
※LIVE配信視聴希望の方は4月5日19時までにお申込下さい。
配信期間:​4月5日(金)19:00~20:00(ZOOM配信)
見逃し配信(オンデマンド):4月17日(水)12:00~ 5月8日(水)12:00
講演時間:45分程度

<第二回>
4月17日(水)12:00 ~ 6月28日(金)12:00まで
調査研究からみる身体的拘束最小化チームのヒント

講演1 身体的拘束最小化を考える上でのキホン
演者:横浜市立大学医学部看護学科 老年看護学領域 教授
看護師、保健師、介護支援専門員 叶谷 由佳 先生

<講演抄録>患者の尊厳と安全を守りながら身体的拘束最小化を目指すうえで重要となる、老年看護、看護管理の考え方についてご提示いただきます。

<叶谷先生プロフィール>
公立大学法人横浜市立大学医学研究科看護学専攻長であり、老年看護学領域の教授。老年看護学、在宅看護学、看護管理をご専門とされています。研究テーマは高齢者ケアシステム、高齢者施設の管理に関する研究、地域連携・看護管理に関する研究に従事されています。

講演2 身体的拘束最小化に向けた活動のヒント
演者:横浜市立大学医学部看護学科 老年看護学領域 助教
看護師、保健師 南﨑 眞綾 先生

<講演抄録>身体的拘束最小化の取り組みに関する文献レビューと身体的拘束最小化を実現した看護管理者や老人看護専門看護師を対象とした調査結果から、活動のポイントを整理します。

<南﨑先生プロフィール>
横浜市立大学を卒業後、横浜市立大学附属市民総合医療センターにて看護師として勤務。横浜市立大学大学院医学研究科看護学専攻博士前期課程を修了。2020年より現職につき高齢者の術後せん妄、高齢者に対する身体拘束をテーマに研究に従事されています。

配信方法:オンデマンド配信
配信期間:4月17日(水)12:00 ~ 6月28日(金)12:00まで
講演時間:80分程度(各40分×2)

<第三回>
5月27日(月)12:00 ~ 6月28日(金)12:00まで
保存版!身体的拘束・認知症にかかわる診療報酬・介護報酬改定2024
演者:アルケア株式会社 高水 勝

<講演抄録>第一回講演内容を踏まえて、5月中旬段階での疑義解釈を反映させた、2024年診療報酬と介護報酬の解説。

配信方法:オンデマンド配信
配信期間:5月27日(月)12:00 ~ 6月28日(金)12:00まで
時間:45分程度

最終申込締切:6月28日(金) 11時
※1回お申込いただくとすべての配信に関するご案内を受け取ることができますが、各回配信期間が決まっておりますので、配信期間終了に間に合うように申込をお願いします。

費用:無料

定員:3000名(先着順)
※1申込1名でのご視聴をお願い致します。
※複数でご視聴される場合は、各々お申し込みをお願いいたします。

対象者:看護部長、副看護部長、看護師長、医療安全管理者、認知症看護認定看護師、身体的拘束最小化チーム等

視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(第1回のみZOOM使用)

主 催:アルケア株式会社
配信・事務局:メディバンクス株式会社