【再配信】 排便サポートチームの必要性~多職種から症例・事例紹介~ 11/16~11/17
チーム医療の先駆けで有名な東葛クリニック病院。今回は、褥瘡対策チームのメンバーから立ち上げた排便サポートチーム(医師の秋山先生を中心に、WOCナースの浦田先生から臨床検査技師、病棟ナース、管理栄養士、薬剤師、作業療法士まで)全員にご出演いただき、各職種の立場から排便サポートチームの必要性や多職種連携による実際とその方法について等、講演をしていただきました。
講演の後は、サポートチームが抱える問題など、各職種と秋山先生とのテーマデイスカッションも用意しております。 排便サポートチームの立ち上げから問題の解決方法など、チーム医療の今が聞けます! 是非この機会にご視聴下さい。沢山のご参加お待ちしております。
座長&進行:
東葛クリニック病院 副院長/東葛クリニックみらい 院長
一社)みんなが みんなで 健康になる 代表理事 秋山 和宏 先生
【内 容】
イントロダクション:「なぜ排便サポートチームが必要なのか?」 9分
内容:
・便秘と生命予後
・便秘の定義
・チームアプローチの可能性
・排便サポートチームのミッション「自分らしいと思える排便を支える」
講演1 東葛クリニック病院 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 浦田 克美 先生
テーマ:「排便サポートチームの誕生と回診の流れ」 13分
内容:
・排便サポートチームの誕生 (褥瘡対策チームからspin-out)
・回診の流れ 病棟看護師から介入依頼からチーム介入まで
・便秘の分類
・事例紹介 下剤と摘便→トイレ排泄に挑戦できた事例
講演2 東葛クリニック病院 病棟看護師 張 灵宝 先生
テーマ:「チーム介入する患者の選定と病棟看護師の役割」 9分
内容:
・療養病棟の特徴と便秘の対応
・排便サポートチーム介入と依頼内容
・排便サポート回診までの流れ(療養病棟)
・・リンクナースの役割
・排便サポートチームが介入することで変わったこと
講演3 東葛クリニック病院 臨床検査技師 佐野 由美 先生
テーマ:排便エコーの実際 7分
内容:
・2種類の「アプローチ⾛査法」
・エコー所⾒からの「便性状分類Ver.3」
・経臀裂アプローチ⾛査法
・超⾳波診断装置(エコー)を⽤いた⼤腸内の貯留便の観察
・経臀裂アプローチ⾛査法による便性状分類表
・実際の⼤腸内の観察
・エコーで⼤腸内の貯留便の状況がわかると便秘のタイプ分類が可能になる
・他職種で排便プランを⽴案
・便秘の分類が可能になるとそれに応じた対応が可能になる
講演4 東葛クリニック病院 薬剤師 大塚 菜月 先生
テーマ:「慢性便秘症治療薬と下剤選択アルゴリズム」8分
内容:
・チーム内での薬剤師の役割
・慢性便秘症治療薬の特徴
・下剤選択アルゴリズム
講演5 東葛クリニック病院 管理栄養士 中村 和彦 先生
テーマ:「シンバイオティクスを活用した食事調整」 8分
内容:
・当院の特徴
・シンバイオティクスとプレバイオティクスの違い
・食物繊維の種類
・当院採用の食物繊維
・食事調整(経口)(経管)
・チームで食事を調整する
講演6 東葛クリニック病院 作業療法士 髙品 尚子 先生
テーマ:「排泄に必要な⼼⾝機能と筋⼒」 8分
内容:
・トイレでの排泄で必要なことは
・正しい排便姿勢
・排便に必要な筋⼒
・悪い排便姿勢
・排便が困難になる理由として
・椅⼦座位でできる運動
・臥位でできる運動
・呼吸⽅法
・体幹の安定化が必要
テーマディスカッション ※チーム医療におけるよくある質問にお答えしました: 各3分
座長:秋山先生
高品先生「排便を促す体操について」
大塚先生 「下剤開始や変更後に評価するポイント」
佐野先生「エコーはチームのために購入したものか?」
張先生「患者さんの気持ちや行動の変化」
中村先生「水分制限がある時の食物繊維を投与方法や注意すべき点について」
浦田先生「主導する人はどんなスキルが必要か?調整役は誰か?」
座長 秋山先生×浦田先生×佐野先生 3人よる総括とテーマディスカッション 20分
1 チーム活動に対して医師や周囲に協力を得られない問題をどうするか?
2 チーム連携に必要な時間の確保や情報共有方法の解決策はあるのか?
<開催概要>
開催日時:11月16日(木)11:30~11月17日(金)12:00
※上記時間帯が再生可能となります。
※時間内は何度でも視聴可能です。
動画再生時間:約100分
定員:3,000名(先着順)
対象:チーム医療に携わる医療従事者全般
視聴環境:スマートフォン、PCからのWEBアクセス(ZOOMは不要です)
申込締切:11月16日(木)17:00まで
費 用:視聴無料
レジュメ:PDFファイル(カラー) 2,200円(税込)
※レジュメは、座長及び6人の先生方毎に合計7点ございます。